BMW INFO
【DRIVING】
【テクニック】 BMW ドライビング・テクニック: ステアリング・ワーク
「BMW乗り」のステアリング・ワーク(ハンドル操作)の基本は他車と異なります。よりダイナミックに車と一体となれる独自の流儀をご紹介します。
「9時&3時」の押しハンドル
◆BMWのステアリングの流儀は(一般的な「10時&2時」ではなく) 「9時&3時」の位置を持ち、コーナリング方向の手でステアリングを引き下げるのではなく、逆の手で押し上げて回すのが基本です。
(左コーナーの場合は右手主体のステアリング)
◆このステアリング・ワークには、以下の3つのメリットがあります。
➀(手の位置がかわらないので) どちらにどれだけ切ったかが常にわかりやすい。
➁直進状態にスムーズに戻せるので、コーナリング(細い道の不安に感じる曲がり角やカーブ)がスムーズになる。
➂とっさにステアリングを大きく切れる(240°程度)ので瞬時の危険回避が容易。
BMWの「駆けぬける歓び」を最大限に享受できる流儀
◆さらに、コーナリング旋回時にロールと遠心力がかかる側(左コーナーの場合は右側)の手と背中で、クルマの挙動や外側のフロント・タイヤの状況を正確に把握しながら操舵できるので正確なステリング・コントロールが可能になります。
◆これは、50:50の重量配分でクルマの重心とドライバーが一体となるBMWの「駆けぬける歓び」を最も強く感じるシーンでありBMWだからこそ享受できる楽しみです。
【テクニック】 ドライバーオリエンテッド
ドライバー・オリエンテッド・コックピット:人間工学に基づいてドライバーを中心に全ての操作インターフェイスを設計。
◆インスツルメント・パネルやセンター・コンソールなどは、ドライバーが直観的に操作できるよう、ドライバー側にわずかに傾斜。
(右ハンドル車でも同様にドライバー側を向くように、センター・パネルを専用設計)
◆ワイド・コントロール・ディスプレイはインスツルメント・パネルの最上部の見やすい位置に配置。
◆iDriveコントローラーやドライビング・コントロール・スイッチ類は、ドライバーが手を伸ばせば自然に操作できる位置に配置。
右ハンドル車も専用設計なので、重要なスイッチがドライバー側に配置されるBMWの「常識」は、他ブランドの「常識」にはないドライバー中心の設計になっています。
→常にドライバーが運転に最適な姿勢/視線を保つことができ、安心安全に最高の「駆けぬける歓び」を愉しめます。